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#子育てコラム

ママ友から「うちの子と一緒に習い事を始めない?」と言われた 断り方は?

子どもが成長するに従って、そろそろ習い事をさせようかなと考える親も少なくありません。筆者の子どももサッカーを習っていましたし、周りにはピアノを習ったり、野球チームに入っていた子どももいました。筆者の場合は、子どもの友達と一緒にやらせようという考えはなかったのですが、ママスタBBSを見ると一緒に習い事をさせようと誘われることもあるようですね。なかには、一緒に習うのは自分は反対なんだけど……と悩むママも。ママスタでは、同じような悩みを経験した先輩ママから、さまざまなアドバイスが寄せられました。

習い事まで一緒は嫌!比べてしまうから……
『習い事まで一緒とか絶対嫌だ』
『私なら絶対嫌だ! ライバル視されても嫌だし、無意識に嫉妬してしまいそうだし。気楽に誰も知り合いがいないところがいい』

『どんな習い事でも一緒には無理。比べたくなくても比べてしまうから仲良しこよしはしたくない』

ママから寄せられたコメントには、ダイレクトに「嫌だ」というものも見られます。一緒に始めるとお互い意識してしまい、比べてしまう……。結果的に嫉妬してしまいそうになるのも頷けますね。その点、知り合いがいなければ変に意識しないので、気持ちも楽になるかもしれません。また、中には、ママたちとの付き合いが原因で習い事を辞めさせてしまったという経験も書かれていました。

『習い事が終わったらサクッと帰りたいのに、一緒にゆっくり帰って別れ際にもダラダラするのは苦手なんです。さらに月一回は夜ご飯も一緒に食べよう! と恒例になりそうになった時に辞めました。私には苦痛すぎた』

一方で、一緒に習い事を始めることに、肯定的な声も集まりました。
一緒に始めて成長するようになったという声も
『私は気にならないかな。あるグループは兄弟がいたりするからもう8年とかになるんじゃないかな? 私もそのグループと仲良くさせてもらっているけど、みんなサバサバしているからかいざこざもないよ。他の人たちもそんなトラブル聞かないかも』

『入学したら何かスポーツをさせようと私とママ友で話してスイミングに通わせた。お互い水が怖いと思っていたところから始めたけど、励まし合って頑張っていたので、結果一緒に始めてよかったかな』

一緒に始めてよかったと思えるかどうかは、相手のママ友の性格にもよりそうです。細かいことを気にしないママなら、トラブルも起きにくいようですね。また、子ども同士、習い事を通してお互いを励ますようになったりと、心の成長も見られるようです。

学校とは違う新しい友達ができる
『習い事を始めたら新しく仲良しのお友達もできると思うよ』
子どもが習い事をすることで、同じ学校でも今まで知らなかった子や、違う学校の子と知り合う機会が増えます。そのため、学校とは違う友達ができて、その子と仲良くなることも。親の知らないところで人間関係を構築していることもありますね。

一番大切なのは子どもの気持ち
『子どものやりたいことならいいけど、親同士がこれにしよう! 試合見たい! 楽しそう! と勝手に決めるのはなしだな。子どもたちが2人ともやってみたい、何があっても続けると言ったならいいと思うけど』

『一番は「親がやらせる」じゃなくて「子どもがやりたいと思う」を大事にすることだけど。
親がやらせている習い事なら友達が辞めるってなったら一緒に辞めたがることもあるけれど、自分がやりたいと思えたことなら頑張れる』

習い事をするのは子どもで、親ではありません。このことを忘れてはいけませんね。そもそも子どもは習い事をしたいのか? と基本に立ち返って考えてみる必要がありそうです。

ライバルやけんかも子どもの成長にプラスに働く
『ライバル視やケンカ、どちらかの離脱は、そのときは嫌なことで悩んでも将来的には役に立つんじゃない?』

『切磋琢磨し合える仲は素敵よ』
ママが心配している子ども同士のいざこざ。たとえば、子どもがもつライバル心からのケンカが原因で、どちらかが途中でやめてしまったときは、子どもも親も辛く悲しく感じると思います。でも、その経験は子どもにとって必要と考えることもできますね。子どもなりに傷つき、学ぶこともあるでしょう。また、切磋琢磨することでお互いを高め合うのも子どもにとっていい経験になるはず。習い事を始めるきっかけがママ友の誘いだったとしても、そこから子どもの世界が広がる可能性があるとすれば、習い事をさせるかどうかの判断基準も変わってきそうですね。

文・川崎さちえ 編集・岩崎幸恵